✨皆さま、
おはようございます。
🌟ワクワクと心豊かな人生を送りましょう!
私が鍼灸の施術に携わって40数年になりますが、腰痛でお悩みの方は本当に多いですね。
腰痛は、腰部や下肢に痛みや不快感などの症状が現れる総称であり、特定の疾患名ではありません。
腰椎に負担がかかったり障害が起きることで発症しますが、その原因は多岐にわたります。
【腰痛の原因】
* 腰椎(腰骨)の一部である椎間板や椎間関節の退行性変化(老化)
* 長時間の中腰や猫背などの不良姿勢の継続
* 運動不足による腰を支える筋力の低下
* 寒さによる筋肉の硬直
* 腰椎椎間板ヘルニア、脊椎分離症・すべり症、腰部脊柱管狭窄症などの疾患
* 悪性腫瘍(がん)の転移、化膿性脊椎炎、脊椎カリエス(結核)、外傷(圧迫骨折など)、脊柱後弯症
【腰痛の対処法】
* 安静にする
* 患部を冷やす
* 痛みが落ち着いてきたら、患部を温めながら、無理のない範囲で体を動かす
* 良い姿勢を保つ
* 荷物を持ち上げる際は、膝を曲げ、腰に負担をかけない
* 重い荷物は、体に近づけて持つ
【腰痛の受診の目安】
安静にしても痛みが軽くならない、または悪化する
* 発熱がある
* 下肢のしびれや脱力感がある
* 尿漏れがある
* 起き上がれないほどの激しい痛みがある
* 痛みが長引き、改善の兆しが見られない
上記のような症状がありましたら、迷わず医療機関を受診してください。
ご自身でのセルフケアとしては、腰痛に効果的なツボがあります。
腰腿点(ようたいてん)、腎兪(じんゆ)、志室(ししつ)、命門(めいもん)、崑崙(こんろん)、委中(いちゅう)、太衝(たいしょう)などです。
【腰痛に効果的なツボ】
* 腰腿点(ようたいてん): 手の甲の人差し指と中指の間、薬指と小指の間にある2つのツボ。ぎっくり腰などの急性腰痛に効果があると言われています。
* 腎兪(じんゆ): おへその真裏、背骨の両脇にあるツボ。腰痛緩和に欠かせない定番のツボです。
* 志室(ししつ): 腎兪とほぼ同じ高さで、少し外側にあるツボ。腰のだるさや痛みを軽減してくれます。
* 命門(めいもん): へその真裏、背骨の正中線上にあるツボ。全身のエネルギーを高め、腰痛にも効果があります。
* 崑崙(こんろん): 外くるぶしの後ろ側、外くるぶしとアキレス腱の間に位置するツボ。初期段階の腰痛改善に効果が期待できます。
* 委中(いちゅう): 膝の裏側の中心にあるツボ。
* 太衝(たいしょう): 足の親指と人差し指の骨が合流する手前のくぼみにあるツボ。
ツボを押す際は、指先で円を描くように優しく、しかししっかりと押したり、ツボが並んでいる場合は揉んだり、さすったり、軽く叩いたりするのも良いでしょう。
また、仰向けに寝て、ツボの位置にテニスボールやゴムボールを置き、ご自身の体重で刺激する方法も有効です。
今日も一日、元気で過ごしましょう!
✨明朗、愛和、喜働✨
本日も、皆さまが健やかにお過ごしになられますよう、
心よりお祈り申し上げます。
🌟感謝(感謝)