✨皆さま、
おはようございます。
🌟今日もワクワクと心豊かな一日を送りましょう。
腹診中心の鍼灸施術を始めて45年近くになりますが、
腹部の各部分によって
体の深い部分の情報を読み取るようにしています。
おへその上は胃脘部と呼び、胃の異変が現れます。
おへその周辺は中脘部
と呼び、脾の病変が現れます。
おへその下は小腹部
と呼び、腎の病変が現れます。
おへその両側や鼠径部は
少腹部と呼び、肝の病変が現れます。
脇腹は脇腹部
と呼び、肝胆や肺の病変が現れます。
脾と胃
が気の上下をコントロールしていると考えています。
胃の気は通常下向き、
脾の気は通常上向きです。
胃気が下に下がらないと吐き気などが出るし、
脾気が上に上がらないとめまい、立ちくらみなどが起こります。
つまり、胃と脾は表裏の関係にあり、消化吸収の働きを担う臓器として機能面で密接に結びついています。
【胃と脾の関係】
胃は飲食物を消化し、脾は水穀の精微をつくり出しやすいようにサポートする。
胃の状態が悪くなると、吐き気や嘔吐などの症状が現れる。
脾の機能が低下すると、消化不良や胃腸の症状、気血の不足の症状が現れる。
【脾の働き】
飲食物から栄養素を吸収し、全身の各組織に供給する。
気、血、津液を補給し、運行に欠かせない役割を果たす。
津液代謝を促進し、体内の水分の吸収と排泄を助ける。
気血を産生し、全身の筋肉に栄養を送り、手足の力を維持する。
【脾の不調による症状】
腹満、腸鳴、下痢、消化不良、食欲不振、痩せてくる。
食欲不振、食べ物の味がしない。
食べるとお腹が張りやすい。
下痢、吐き気、ゲップ。
気虚による疲れやすいなどといった全身倦怠感。
【脾のケア】
自然な甘味をとる。
現代のストレス社会では、「肝(自律神経)」の乱れから「脾」の不調を招くケースが少なくありません。
「肝」と「脾」をケアし、胃腸の健康と老化予防につなげたいですね。
今日は、私の専門分野から
のご挨拶でした。
本日も、健康第一で参りましょう。
✨明朗、愛和、喜働✨
本日も、健やかにお過ごしください。
🌟感謝(感謝)